三和交通 タクシー学園

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タクシードライバーはプライベートを充実できない? リアルな実態を現役ドライバーに聞いてみた。

タクシードライバーは、勤務時間が長く、
プライベートの時間を確保しにくい。
そんなイメージを持っていませんか?
でも、それは事実なのでしょうか。
実際にタクシードライバーに話を聞いてみると、
多くのドライバーが自分のライフスタイルに合わせて
自由度の高い働き方をしていることが分かります。
そこで今回は、現役タクシードライバーの
リアルなプライベート事情をお聞きしながら、
「タクシードライバーはプライベートを充実させることができるのか」
調査していきます。

CONTENTS

こんな方にオススメ!

  • タクシードライバーの働き方に興味がある人
  • ワークライフバランスを大切にしたい人
  • タクシードライバーのプライベートの過ごし方を知りたい人

【プライベート充実の理由①:自由度が高い】

プライベートの充実を考える上で必要不可欠なのが「働き方」。
勤務時間や残業時間の長さによってプライベートの時間は決まってきますし、
働き方がその人のライフスタイルに合っているかも重要な要素です。
ではさっそく、タクシードライバーの働き方について見ていきましょう。

タクシードライバーの働き方を知ろう

タクシードライバーがプライベートを充実させにくいと思われている
理由のひとつにタクシー業界特有の隔日勤務という働き方があります。
隔日勤務とは、1日働いて1日休む(出番+明番)という働き方のこと。
1回の労働時間が19時間~20時間(休憩・仮眠時間含む)ほどになるため、
一般の方にとっては「プライベートの時間がないのでは?」
と思われることも多いです。でも実際は、隔日勤務だと月の出勤回数は
普通のサラリーマンの約半分ほどになります。もちろん大変さもありますが、
プライベート時間の多さと自由度はかなり大きいと言えます。

また、タクシードライバーの勤務時間は、
法律によって厳しく定められていて、残業はほとんどありません。
もちろん、休日出勤などもありません。
さらにタクシー会社には運行管理者という
ドライバーの体調管理や勤怠管理を行うサポート役もいて、
勤務時間や休憩時間をしっかりとチェックしています。
残業がなく、オンオフの切り替えがしやすい環境なので、
プライベートの予定を立てやすいというのもポイントです。

タクシードライバーは自由度が高いって本当?

タクシードライバーの働き方が「自由が高い」と言われる理由は、
一人ひとりのライフスタイルや家庭状況などに応じて、
働き方を柔軟に変化させることができる点にあります。
タクシー業界では、先ほど説明した「隔日勤務」にプラスして
日勤」「夜勤」という3つの働き方が主流です。
日勤は、普通のサラリーマンと同様、昼間に8時間労働を行うワークスタイル。
夜勤は、夕方から朝方まで働くワークスタイルで、
夜間割増料金が加算されるため最も稼ぎやすい働き方です。

タクシードライバーは、これらの働き方の中から
自分に合ったワークスタイルを選択することができます。
そのため、日勤で子育てや介護と両立して働いている方や、
夜勤でガッツリ稼ぐ人や、隔日勤務で趣味の時間をたくさん確保する人など、
様々なライフスタイルの人が存在します。勤務中も自由度が高いため、
例えば子育てと両立しているママさんドライバーは、
休憩中に子どもの授業参観に参加したり、
雨が降ってきたら洗濯物を取り込みに自宅に寄ったりすることも可能です。

また、1日働いて1日休む勤務体系である隔日勤務の方だと、
公休がある時は「明け番+公休」や「明け番+公休+公休」となるので、
感覚的には2連休や3連休のように感じます。そのため1日の公休でも、
すこし頑張れば宿泊の旅行も可能。わざわざ長期連休を取らなくても、
プライベートを充実させることが可能です。

●実は…休みが取りやすい仕事

タクシーは基本的に365日稼働している業界です。
どの時期でも働ける仕事なので、
逆に言えばどの時期でも休める仕事だとも言えます。
タクシードライバーに人気なのが、
土日祝やGW、お盆、年末年始などのハイシーズンを避けて、
オフシーズンに長期休暇を取ること
値段が安く、人も少ないので、
快適に買い物や旅行ができると好評です。
中には、年に3回以上も海外旅行に行く人もいます。

また、他の社員に迷惑をかけることなく、
気を遣わず休みを申請できるのもメリットのひとつ。
一般的な会社員だと、1週間以上の長期休暇を取ると、
同僚に迷惑をかけたり、仕事を引き継いだりすることが多いですが、
タクシー業界ではそういった心配は必要ありません。
個人で仕事を行っているので、自分の自由に休みを取ることができ、
心置きなく休みを楽しむことが可能です。
実際に三和交通の人事担当者によると、
長期連休はだいたい5日~1週間くらい取得される方が多いとのこと。
(明け+公休+公休+有休)多い方だと10日取得する方も
ちなみに10日取得した方は北海道稚内から鹿児島まで旅行したとのことです。

10日間の長期休暇を普通に気兼ねなく取れるタクシードライバーの環境、
一般的な会社員では考えられないことですし、
もしそれを実行する大袈裟ではなく
仕事を辞めないといけない方もいるでしょう。
そういった意味では、タクシードライバーはフランスなど欧米の様に、
仕事をしながら長期のバカンスを楽しめる環境と似ています。
タクシードライバーは仕事だけでなく、
休暇にも全力投球したい方にとって、最高の労働環境と言えるでしょう。

 

【プライベート充実の理由②:収入が高い】

タクシードライバーの働き方はかなり自由度が高く、
プライベートの時間も確保しやすいということが分かりました。
でも、いくらプライベートの時間が多く確保できても、
金銭的な余裕がなければプライベートを充実させることは難しい場合が多いです。
そこで次は、タクシードライバーの収入について見ていきましょう。

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三和交通の給与水準と生活の安定性

タクシードライバーはいったいどのくらいの収入があるのでしょうか。
三和交通の事例をもとに見ていきましょう。

◎三和交通全ドライバーの平均年収533万円(2023年実績)

◎新卒入社ドライバーの平均年収:384万円(2023年実績)

◎中途入社新人ドライバー平均年収:485万円(2023年実績)

大手就職支援サイトのデータによると、
日本で働く正社員の年収中央値は「360万円」です(※1)。
その数値と比べてみると、三和交通で働くタクシードライバーは
経済的に余裕を持って働けていることが分かります。
歩合給で不安がある方もいらっしゃるかと思いますが、
経験の浅い新卒入社や中途入社の新人ドライバーも
安定した収入を得ていることも分かり、その点も安心材料のひとつです。

さらにトップドライバーの年収も見ていきましょう。

◎全ドライバーの最高年収:1264万円(2023年度)

◎新卒1~3年目の最高年収:700万円(2023年度)

◎中途1~3年目の最高年収:803万円(2023年度)

なんとトップドライバーになると、年収1200万円以上稼いでいる方もいます。
新卒・中途の新人ドライバーも700万円台や800万円台を稼ぐことも可能で、
この水準になるとかなり経済的な余裕がある状態だと言えます。

「美味しいものを食べたい」「海外・国内旅行を楽しみたい」
「欲しいものを我慢せず買いたい」「趣味を満喫したい」
そういった願望を実現するためには、
【時間的な余裕】【金銭的な余裕】が必要不可欠です。
タクシードライバーはその両方を両立することができる
ワークライフバランスがとれた仕事だと言えるかと思います。

(※1)2022年9月~2023年8月の1年間にdodaサービスに登録した人のうち、
20歳から65歳まで約63万人の年収データを参照

高収入を実現する理由とは?

では、三和交通のドライバーは
なぜ安定した収入や高収入を稼ぐことができるのでしょうか。
そのポイントについて解説していきます。

<ポイント1:予約(無線配車)が多い>

三和交通は予約(無線配車)が非常に多いのが特徴です。
タクシードライバーは1日平均40 回ほどお客様をお乗せしますが、
アプリを含めると【約70 %】が無線配車となっています。
(業界平均では約40%※当社調べ)
必然的に個人の売上も年間を通して安定し、
新人ドライバーでも「先月は売上よかったけど、今月は低い」
みたいな月収の波ができにくい体制になっています。

<ポイント2:教育システムが充実>

タクシー業界では歩合給という給与体系が一般的です。
三和交通でも最低限の給与を保証する基本給があるものの、
高収入を得るためには歩合給をどれだけ稼ぐかが肝になります。
ただ、歩合給となるとどうしても
個人のスキルや経験によって差が出てきてしまいます。
そこで、三和交通では新人ドライバーでも
しっかりと収入を稼げるように教育システムに力を入れています。
その結果、新人ドライバーでも高い平均年収を実現できています。

<ポイント3:お客様から選ばれる企業>

三和交通では、地域密着で事業を行い、
”一番やさしいタクシー”をキャッチフレーズに
CS (顧客満足度)向上に取り組んでいます。
そのおかげか、リピーターのお客様から
「タクシーと言えば三和さん」、「三和ファンです」など
嬉しいお言葉をたくさんいただいています。
法人のお客様においても、三和交通専用のタクシー乗り場がある
ホテルや商業施設、病院が多数あります。
お客様から選ばれるタクシー会社だからこそ、
ドライバーの安定した収入にもつながっています。

ぶちゃけどれくらい稼げるんだろう・・・?
そう思った方にオススメなのがこちら♪

タクシードライバーの給料ってぶっちゃけどれくらい? 年収から手取り、稼ぐためのコツまで詳細に解説します。

 

【現役タクシードライバーが語るプライベートの過ごし方】

では、実際にタクシードライバーが
どんなプライベートを過ごしているのか気になりませんか。
今回は、三和交通で活躍する現役ドライバー
蓼沼(たでぬま)さんにご協力いただいて、
どのようにプライベートの時間を満喫しているか聞いてみました。

<蓼沼さんのプロフィール>

・入社年月:2020年4月新卒入社

・年齢:25歳

・趣味:旅行

・タクシー業界を選んだ理由:
交通に関わる仕事がしたかったから。

・三和交通を選んだ理由:
もともと多くの人々の「当たり前の日常」を支えたいという想いがありました。
三和交通はお客様への接遇を大切にし、地域に愛される会社だと知り、
ここでなら「お客様一人ひとりに丁寧な心配りができる」と思い入社を決めました。

友人との時間を楽しむ!タクシードライバーの休日の過ごし方

私の好きなプライベートの過ごし方は、友人との時間を楽しむこと。
旅行に行ったり、スポーツをしたり、
友達とワイワイ楽しむことが好きなので、
就職活動の際も「プライベートが充実できる仕事がいい」と思っていました。
その点では、三和交通はまさに自分にピッタリの会社だと思います。
実際、入社以来、様々な場所に行き、プライベートを楽しんでいます。
今回は2023年~2024年の休日の過ごし方を一部ご紹介していきます。

<2023年夏>

これは2023 年の夏に友達と一緒に宮城県へ
旅行に出かけたときに撮った写真です。
山元町という場所にひまわり畑があります。
視界一面に広がるひまわり畑を、綺麗な夕日が照らしている素敵な風景。
この絶景は忘れられません。

<2023年秋>

次は、2023年の9月ごろに、友達と一緒に
東京の昭和記念公園でイチョウを見に行った時の写真です。
この時期はイチョウがすごく綺麗に咲いていて秋を感じた1日でした。
夜になるとライトアップされ、さらに美しい景色になり、感動しました!

<2023年冬>

こちらは、2023年の12月に、友人と一緒に数年ぶりに
東京ディズニーシーに行った時の写真です。
本当に久しぶりに行きましたが、子どもの頃に戻ったような感覚で、
楽しい1日を過ごす事ができました。

こちらも2023年の冬、1月ごろに友達と一緒に
新潟県のスキー場でスノーボードをした時の写真です。
久しぶりのスノーボードで転びまくってしまい、
お尻が痛かったです。(笑)

<2024年春>

最後は、2024年の4月ごろに北海道にいる友人を訪ねに行った時の写真です。
北海道は、食べ物はおいしいし、自然は豊かだし、
本当に最高の時間を過ごせました。
この写真は、函館山の山頂で見た夜景。
函館の街の美しさを堪能し、感動しました!

長期休暇で日本縦断!タクシードライバーになって実現したこと

タクシードライバーは長期連休を取れない
と思っている方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
むしろ長期休暇を取る人は多く、「働くときは集中して働き、
遊ぶときは思いっきり楽しむ」という風に
メリハリつけて働く方が多い印象です。
中には数週間の休みを取って海外旅行に出かける人もいます。
今回は、私が2022年に1週間の休みを利用して、
念願だった「日本縦断、鈍行列車の旅」を
実現した時のエピソードをご紹介します。

<日本縦断旅のスタート>

2022年の夏、1週間のお休みをいただき、
北海道の稚内駅から鹿児島の枕崎まで、
日本列島を縦断していく「鈍行列車の旅」を実現しました。
これは長年やりたかったことのひとつで、
まさか社会人になってから実現できるとは思ってもみませんでした。
これは旅のスタート地点である北海道の稚内駅での写真。
ここから日本を縦断する旅が始まりました。
この時は「これからどんな楽しい旅が待っているのだろう!」と胸を躍らせていました。

<たくさんの出会いがあった鈍行列車の旅>

写真は、青春18切符を使って途中下車をしながら、
たくさん駅のスタンプをもらった時のもの。
この旅で本当にたくさんの人や景色と出会い、
かけがえのない経験ができました。でも、いざやってみると
途轍もない長距離移動で正直「かなり過酷な旅」でした(笑)。
体力のある若い時にしかできない体験でしたね。

<旅の終わり>

そしてとうとう最終目的地点に到達!この写真は、
日本最南端の駅である鹿児島の西大山駅で日本縦断達成した時のものです。
本当に長く、体力を使う旅でしたが、その分達成感もひとしお。
特別な思い出になりました!

 

【まとめ】

ここまで
「タクシードライバーはプライベートを充実させることができるのか」
について解説してきました。
タクシードライバーは「自由度の高い働き方」ができ、
「収入も高い傾向にある」ことから、
プライべートを充実させやすい仕事であることが分かりました。
また、現役タクシードライバーのリアルな休日の過ごし方を見ることで、
趣味の時間や長期連休を楽しめる環境があることも
知ることができたかと思います。
この記事を読んで、
「タクシードライバーとして働いてみたい」
「タクシードライバーになってプライベートを充実させたい」
と少しでも興味を持ったら、ぜひお気軽に三和交通までお問い合わせください。

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