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【2024年最新!】実は底堅い&安定のタクシー業界! 今後も需要が見込める4つの理由
タクシードライバーの仕事に興味はあるけれど、将来性が不安。そんなふうに考えている人もいると思います。ズバリお答えすると、タクシー業界の今後は「将来性アリ」です!今回はタクシードライバーの将来性にスポットを当て、「今後も需要はあるのか」「長く働くことができる仕事なのか」など、いろんな角度からタクシー業界の未来を掘り下げて紹介します!
CONTENTS
こんな方にオススメ!
- タクシー業界の将来性について知りたい人
- 安定業界で働きたいと思っている人
- タクシー業界の今後の動向が気になる人
【タクシー業界は今後も安定需要の見込み大!】
結論からいえば、10年後、20年後もタクシードライバーは今と変わらず安定需要が見込める仕事です。では、なぜそのように言えるのでしょうか?4つの理由からタクシードライバーの将来性を見ていきましょう!
理由①:高齢化社会における移動手段としての需要見込み
約800万人の団塊の世代が後期高齢者世代を迎える「2025年問題」をはじめ、日本では高齢化社会が急速に進展しています。年齢的な不安や持病などを理由に運転免許を自主返納した人、車を運転できない人にとって、通院や買い物、日常の移動手段としてタクシーが不可欠な存在です。特に、高齢者のなかには基礎疾患をお持ちの方もいます。電車やバスなどの大衆交通機関での移動には感染症リスクがともなうことから個別輸送に対するニーズはますます高まっていくと考えられます!
理由②:右肩上がりで伸び続けるインバウンド観光
コロナ禍における緊急事態宣言の影響もあり、一時的に需要は減少しましたが、徐々に落ち着きを取り戻した2022年以降、再びインバウンド観光が増加しています。東京や神奈川をはじめとする大都市では、すでにコロナ禍前よりも売上が伸びているというタクシー会社も少なくありません。横浜エリアでいえば、みなとみらいや中華街などの観光名所・スポットが多く点在しており、今後も多くの外国人観光客が訪れると予想できます。インバウンド需要は、タクシードライバーにとって安定した売上が見込める収入源のひとつです。
理由③:若者の車離れに伴う自動車に対する価値観の変化
若者の車離れもタクシー需要がこれから高まっていく要因のひとつです。車離れの理由として考えられるのが「物価高騰の影響にともなう車両価格の上昇」「大都市をはじめとした公共交通機関網の発達」「カーシェアリング・レンタカーサービスなどの充実」など。特に東京、神奈川、大阪など公共交通機関が発達している都市部はその傾向が顕著で、自家用車の購入にかかるイニシャルコストとランニングコストを考えると、必要に応じてタクシーを利用する方が効率的と考えているようです。そういった背景から、移動手段のひとつとしてタクシー需要も増えていくと予想できます!
理由④:飲酒運転の厳罰化
飲酒運転による痛ましい事故が度々発生しています。同じような事故が二度と起きないよう、道路交通法の整備によって飲酒運転に対する罰則はどんどん厳しくなっています。本来、飲酒運転を避けるのは当たり前のことですが、厳罰化が抑止力となり「お酒を飲んだ時は絶対に運転をしない」という人が以前よりも増えています。そのため、タクシー配車アプリをプラットフォームとするタクシー需要が高まっています。
【タクシーに代わるサービスが台頭する可能性】
●AIによる自動運転
現在、世界中で自動運転に関する技術開発が進んでいます。それにともない、将来的な自動運転タクシーの現実化に向けた動きも活発化しています。ドライバーなしで走行可能な「ロボットタクシー」が量産された場合、今のタクシードライバーの仕事は無くなってしまうのか不安に思う方もいると思います。
自動化が進めば人々の生活はより便利になると思います!しかし、現実的な問題として、自動運転技術をタクシーに導入するには法律やインフラの整備が不可欠です。また、日本の道路は海外諸国に比べて道幅が狭いなどクリアすべき課題も数多く残されています。
おそらくですが、自動運転技術が完成したとしても数十年先の未来。タクシーが自動運転に切り替わるまでにはまだ時間がかかります。その点からもすぐにタクシードライバーの仕事がなくなることはないと考えて大丈夫です!
仮に自動運転タクシーが完成したとしても、人が運転するタクシーだからこそできるサービスがあると考えています。それが接客・接遇です!たとえばドアサービスもそのひとつ。当社のお客様はご年配の方が多く、その時々の状況に応じた対応が求められます。自動運転のタクシーにはない「人ならではのサービス」が可能な有人タクシーの需要がなくなることはないと考えています。
●ライドシェアサービス
タクシーの供給不足・人手不足を背景に2024年4月以降、条件付きでサービス開始が予定されているのが「ライドシェア」です。
ライドシェアとはRide(乗る)をShare(共有)することを意味します。タクシー会社管理のもと一般ドライバーが自身の車を使って利用者を送迎するサービスで、今後も個人輸送ニーズが高まっていくことが予想される中において新たな移動手段として期待されています。
そんな注目を集めるライドシェアですが、三和交通ではライドシェアドライバーも募集しています!
すでにたくさんのお問い合わせをいただき、ドライバーとして活躍している方も多数!
・運転が好きな方
・自家用車をお持ちの方
・隙間時間に働きたい、収入を増やしたい方
など、興味がある方はこちらをご覧ください。(ライドシェア専用ページに遷移します。)
(現役ライドシェアドライバーにリアルな実態をインタビューを実施!気になる方は要check↓↓)
https://driver-recruit.sanwakoutsu.co.jp/taxi-academy/academy-1476/
一方で気になるのが、「ライドシェアサービスによって一般タクシーの仕事が減ることはないの?」という率直な疑問。
ずばり、ライドシェアと本業のタクシードライバーは共存可能です!
ライドシェアサービスは、あくまでタクシーの供給不足・人手不足を補うためのサービスであり、営業可能な地域や時間帯も限定されています。噛み砕いていうなら、「今ちょっとお客さんが多くて大変だから、少し手伝ってくれる?」ぐらいの感覚です。
タクシードライバーは変わらず安定した収入を確保でき、ライドシェアは好きな時間に副収入を得たい人に気軽に始められるので両者にともメリットがあります。 タクシーにとっては競合のひとつですが、地域や時間帯も限定されていることから今のところタクシー業界を圧迫するまでの影響はないと考えています。
【電車・バスと比較してもタクシー業界は安定性が高い?】
ドアtoドアの個室空間がタクシー最大の魅力
移動手段として、よくタクシーと比較されるのが電車・バスです。仮に目的地が同じだった場合、料金だけで見れば電車もしくはバスの方がタクシーよりも安く済みます。
しかし、タクシーには電車・バスにはない魅力があります。
魅力①:公共交通機関で唯一!目的地までドアtoドアで行ける
電車・バスを利用する場合、駅や停留所まで行かなければ乗車できません。足腰が不自由な方やご年配の方にとってはその移動だけも大変です。また、電車・バスに乗車した後も乗り換えが発生したり、降車後も目的地まで徒歩での移動が必要なときもあります。一方、タクシーは家の前で乗車して目的地で降車することができます。天候や荷物の量などを気にする必要がなく、移動そのものにストレスを感じることがありません。
魅力②:快適な個室空間を確保できる
タクシーは個室空間のため、他人の目を気にすることなく利用できます。たとえば仕事の電話や化粧、移動時間を使ってちょっとした飲食をするのもOKです。ただの移動手段ではなく、時間と空間を有意義に使えるのは電車・バスにはないタクシーならではの魅力です。
そして、上記のメリットが大きく作用したのがコロナ禍です。
電車やバスによる集団移動に対して新型コロナウイルスの感染リスクが懸念されたことから、取引先への移動手段をタクシー(タクシーチケット)に指定する企業もありました。また、ビジネスシーン以外にも、病院への通院手段としても基礎疾患を持っている方にとっては大衆移動よりも個室空間を確保できるタクシーの方が安全だと評価されご利用いただきました!
もちろん、日常生活においてもタクシー移動の快適性やメリットを感じる瞬間はたくさんあります!
・急ぎの仕事や急用時などの移動手段として、もっとも時間効率が良い
・小さな子どもが泣いたり騒いだりしても個室空間なので他人の目が気にならず安心
・夜道が怖いと感じる女性や子どもにとって身を守ってくれる移動手段
・陣痛で病院に向かう妊婦さんにとってタクシーは安心して利用できる
・お酒を呑んだあとでもタクシーなら夢見心地で家まで帰ることができる
人は生活していくうえで必ず移動を必要とします。目的地まで安全・快適に移動できるタクシーは、常に一定需要が発生する輸送サービスとしてほかにはないポジションを確立しています!
【コロナ禍でも一定需要が発生する底堅い仕事】
三和交通はコロナ禍でも売上2割減を維持
新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急事態宣言の影響を受け、さまざまな業界で業績悪化が見られました。タクシー業界も同様で、不必要な外出を控える動きや企業のリモートワーク導入などによって平均売上が4~5割減少した会社も数多くあったと聞きます。
また、鉄道・バス会社も同じようにコロナ禍においては売上が減少するなど多くの企業が苦戦を強いられました。
そうした状況のなかで、三和交通は売上2割減にとどめることができました。
大きな理由として挙げられるのが、三和交通には多くの固定客・ファンのお客様がいることです。
感染リスクに鑑み、できるだけ接触を避けて移動をしたいというお客様のニーズに対して目的地まで個室空間で過ごせるタクシーは最適な移動手段です。
そのなかで創業以来、三和交通は接客・接遇に力を入れて地道にお客様の信頼を積み重ねてきました!今では1日にお乗せするお客様の半分以上が無線予約です。
ただ「タクシーに乗る」のではなく、「三和交通のタクシーに乗る」というお客様の支えのおかげでコロナ禍でも選ばれるタクシー会社として売上の減少幅を他社よりも抑えることができました。
そういった意味では、固定客のいる三和交通のタクシードライバーの仕事は、電車やバスと比較しても底堅い仕事だといえます!
アフターコロナでの今の現状はどうなのか!?
タクシー業界の今と未来をこちらの記事では徹底解説しています。
良かったら読んでみてくださいね♪
【まとめ】
●タクシー供給不足・人手不足はチャンスの裏返し
ドライバーの高齢化などを理由にタクシーの供給不足・人手不足が問題視されていますが、裏を返せば需要過多の状態。ドライバー視点ではお客様を見つけやすいので、無理をしなくても安定した仕事量・売上を確保しやすいメリットがあります。
●タクシードライバーは安心して長く働ける仕事
「景気に左右される?」「お客様を見つけにくい?」など、不安定なイメージを持たれがちなタクシードライバーですが、実は今後も多くの需要が見込める将来性のある仕事です。
まだまだ不安に思うこと、知りたいこともあると思います。
そんな方は、タクシー業界の今とこれからについて、じっくりと話をしましょう!
タクシードライバーを目指している方はもちろん、興味があるからとりあえず話を聞いてみたい、という方も大歓迎です!
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