
業界のこと
タクシーとハイヤーの“いいとこどり” GO PREMIUM専属ドライバーという働き方とは?

タクシーの自由度と、ハイヤーの上質さ。
その両方の魅力を兼ね備えたサービスが
「GO PREMIUM(ゴープレミアム)」です。
高級車・アルファードでの快適な移動空間、
トラブルの少ない客層、アプリ配車による安定した収入に加え、
タクシーのように自分の判断で効率的に稼働できる柔軟さも魅力のひとつ。
そんな“いいとこどり”のサービスを支えているのが、
GO PREMIUM専属ドライバー。
今回は、三和交通で活躍する松原さんに、
現場のリアルやこの仕事ならではのやりがいを語っていただきました。
CONTENTS
こんな方にオススメ!
- GO PREMIUMについて知りたい人
- ワンランク上のサービススキルを身に付けたい人
- タクシーとハイヤーの良いとこどりの仕事をしたい人
【今回取材したGO PREMIUM専属ドライバーをご紹介】
●松原さん
・年齢:50歳(取材時)
・GO PREMIUM専属ドライバー歴:約1年(取材時)
・経歴:約20年間フィットネスインストラクターとして活動した後、
トラック運転手へ転職。その後、2022年に三和交通に入社し、
約1年間タクシードライバーとして活躍。
企業役員の専属ドライバーを挟み、2023年に三和交通へ再入社。
現在は、高級車・アルファードで上質な接遇と快適な移動空間を提供する
「GO PREMIUM専属ドライバー」として活躍中。
【GO PREMIUMってなに?】
まずは、「GO PREMIUM」とはどんなサービスなのか、
松原さんにお聞きしました。
●GO PREMIUMとは?
(松原さん)
「GO PREMIUM」は、簡単に言うと
“ちょっと上質なタクシー”という感じですね。
普通のタクシーとハイヤーの中間くらいの立ち位置で、
高級車両で快適に移動してもらうサービスです。
車種は高級車・アルファード。広くて静かで、
乗った瞬間に「おっ、違うな」って思ってもらえるような
空間になっています。
依頼は「GO」アプリからで、事前予約というよりは、
今すぐ乗りたいっていうニーズに応えるスタイル。
だから、ハイヤーほどかしこまってなくて、
でもタクシーよりも特別な体験ができる。
まさに“気軽に使えるプレミアム”というところが、
このサービスの魅力だと思います。
最近はインバウンドのお客様や、
移動中も快適に過ごしたいビジネスパーソンからの利用も増えていて、
「ちょっと贅沢な足」として定着してきている感じがしますね。
●GO PREMIUMが求められる背景
(松原さん)
最近ほんとにタクシーの需要って上がっているんですよ。
特に外国人のお客様、いわゆるインバウンドの方がすごく増えていて、
荷物が多かったり、言葉の壁があったりする中で、
「安心して移動できる手段」が求められているんですよね。
それに加えて、国内でも“移動中も快適に過ごしたい”とか、
“大事な打ち合わせ前に静かに準備したい”という、
ちょっと贅沢だけど合理的なニーズがすごく増えてきた。
そうなると、やっぱり普通のタクシーだけじゃ対応しきれない。
そういう背景があって、「GO PREMIUM」みたいな高級車両で、
接遇もきちんとしたサービスが求められてきたんだと思います。
実際、この1年でGO PREMIUMの配車依頼がどんどん増えている実感もあります。
今後、もっと認知度が上がっていけば、
ニーズもどんどん拡大していくサービスだと思いますね。
●GO PREMIUM専属ドライバーとは?
(松原さん)
GO PREMIUMの専属ドライバーは、普通のタクシーとは違って、
接遇力とか運転技術、あと車両の扱いにも高いレベルが求められます。
運転するのはアルファードなので、普通車より大きいぶん、
駐車や車寄せなども丁寧さが必要です。
あとはやっぱり、お客様の層も違うので、
それにふさわしい対応が求められます。
無駄な会話はせずに、でも必要なことは的確に伝える。
接客というより“おもてなし”に近いイメージですね。
業務自体は、アプリからの配車をこなしていくスタイル。
一つひとつの対応が丁寧だからこそ、やりがいもあるし、
お客様からの「ありがとう」が響く仕事だと思っています。
【通常のタクシードライバーとの違いは?】
GO PREMIUM専属ドライバーは、
通常のタクシー業務とどんな違いがあるのでしょうか?
通常のタクシードライバー経験もある松原さんに
その違いについて聞いてみました。
●客層の違いは?
(松原さん)
GO PREMIUMのお客様は、明らかに通常のタクシーとは違います。
ざっくり言うと、会社役員とか経営者クラスの方が3割、
インバウンドの外国人観光客が3割、テレビ局等の機材搬送や引っ越しなど
“大荷物での利用”が3割、そして残り1割が一般の方、という感じですね。
一般の方の中には、GO PREMIUMを依頼していないケースもあります
(もちろん通常のタクシー料金での乗車となります)。
たとえば経営者の方は、時間も空間も効率的に使いたいという方が多く、
車内で会議の準備をしていたりします。
また、外国人のお客様は、キャリーケースなど荷物が多いことが多く、
空港やホテルへの移動に使ったりします。
そのため、通常のタクシー業務に比べて
イレギュラーな対応やトラブルが起きにくく、
余裕と落ち着きがあるお客様が多いのが特徴です。
●業務上の違いは?
(松原さん)
GO PREMIUMの業務は、通常のタクシーとはいろいろと違いがあります。
まず、配車依頼から決済までが、すべてGOアプリで完結します。
アプリのみの配車になるので、タクシーのように
ドライバーがお客様を探す必要がないのが大きなメリット。
決済に関してもGOPAYというアプリ上でのオンライン決済なので、
現金のやり取りが一切なく、業務がスムーズに進んでいきます。
あと、配車された時点で目的地やルートが事前にわかることが多く、
体感だと8割くらいは「どこに行くか」が
最初から分かっているので安心できます。また、何よりも
“早く・快適に着きたい”というニーズが強いので、
高速道路を使って渋滞を避けるルートを選ぶことも多いのが特徴です。
さらに、接遇も大きく違っていて、GO PREMIUMでは
「話しかけない気遣い」が必要な場面も多くあります。
会話の距離感や丁寧な対応はもちろん、
ブレーキのかけ方ひとつにも気を配る必要があります。
●収入の違いは?
(松原さん)
給料の仕組み自体は、通常のタクシーと変わりません。
基本は「固定給+歩合給+賞与」という形です。
ただ、GO PREMIUMだと「羽田空港行き」みたいな
長距離のお客様が多く、単価が高いのが特徴です。
通常のタクシーの時は1日1本このような
ロング(長距離移動)が入ればいい方ですが、
GO PREMIUMだとロングが1日3本なども頻繁にあります。
また、件数自体は少なくなりますが、
1件ごとの金額が大きいので、売上も安定しやすいです。
特徴的なのは、チップをもらえる機会が多いこと。
特に外国人のお客様はチップ文化が普通ですし、
たくさんの荷物を運ぶのを手伝った時などは、
「ありがとう」とチップをもらうことが多いです。
チップは現金で渡されることもありますし、
アプリ上で支払われる場合もあります。
実際に、信号2つ分くらいの短距離の移動にも関わらず
3,000円のチップをいただいたことや、
時には1万円以上のチップをいただいたことも。
これも、GO PREMIUMの魅力のひとつですね。
【GO PREMIUM専属ドライバーの働き方】
続いてGO PREMIUM専属ドライバーの
リアルな働き方について迫っていきたいと思います。
どんなやりがいがあるのか、業務で気を付けていることは何か、
実際に1年間業務を行ってきたからこそ分かる
ドライバーのホンネを聞いていきます。
●GO PREMIUMのやりがいは?
(松原さん)
やっぱり一番のやりがいは、お客様に
「ありがとう」と言ってもらえることですね。
「乗り心地よかったです」とか、「気持ちよく過ごせました」
と言ってもらえると、本当にやっててよかったなと思います。
GO PREMIUMは、ただ移動するだけじゃなくて、
“空間を提供する”仕事だと思うんです。
そこに自分の工夫や気遣いを込められるのが面白いです。
また、GO PREMIUMのお客様は、礼儀正しい方が多いので、
こちらも自然と丁寧に接したくなるんです。
その丁寧さが伝わって、言葉やチップで返ってくることもあり、
そういう時は、「自分の接客が誰かの一日を良くできたのかもしれない」
と思えて、すごく嬉しい気持ちになりますね。
●業務上で気を付けていることは?
(松原さん)
私が一番気を使っているのは、“清潔感”です。
乗務前は、最低でも1時間は車両の掃除と点検に時間をかけています。
タイヤの空気圧をチェックして、外装を拭き上げて、
車内もシートの隅々まできれいにします。
細かいところですが、ホコリ1つで印象が変わると思っているので。
また、お客様を降ろしたあとは、
足元のマットの汚れもすぐに拭き取ります。
足跡ひとつ残さないように、次のお客様に
“新品の車”だと思ってもらえるような空間を作るのが自分のこだわりです。
キレイな空間って、それだけでプレミアムな体験になると思うんです。
●GO PREMIUMでのエピソード
(松原さん)
ある日、初めてGO PREMIUMを利用したお客様が、
乗ってすぐに「えっ、なにこれ、全然違うね!」と驚いてくれて。
「これ慣れちゃったら普通のタクシー戻れないよ」
と笑って言われたときは、素直に嬉しかったですね。
GO PREMIUMの依頼ではなく、普通のGOアプリで
呼ばれたお客様をお乗せする場合もありますが、
その際も私は同品質のサービスを提供することを心がけています。
そういったお客様にも「ラッキーだったな」「次も使ってみたいな」
と思ってもらえるように、接遇も運転も丁寧に行います。
サービスの質は、車両だけでなく、“人”が作るもの。
だからこそ、誰が相手でも妥協しない。それが私の信条でもあります。
●どんなスキルが身に付く?
(松原さん)
GO PREMIUMで働いていると、普通のタクシーでは
なかなか身に付かない“接遇のスキル”が鍛えられます。
特に、言葉を使わずに伝える気遣いや、相手の空気を読む力。
これは、マニュアルには載っていませんが、
ものすごく大事なスキルだと思います。
私自身、目指しているのは一流ホテルの
コンシェルジュやホテルマンのレベル。
一流の言葉遣いはもちろん、静かに座っているお客様が
何を求めているのか、言葉にされなくても
察して動けるようになりたいです。
【GO PREMIUM専属ドライバーのメリット・デメリット】
ここでは、GO PREMIUM専属タクシーの
メリット・デメリットについてまとめていきます。
松原さんが実際に感じているメリット・デメリットを
素直に語ってもらいました。
●GO PREMIUM専属ドライバーのメリット
・ずばり!タクシーとハイヤーのいいとこどり!
タクシーのように流し営業の必要がなく、
お客様は事前予約が中心で客層も良好さらに、
トラブルも少なく、安定した収入が見込めます。
一方で、ハイヤーのような待機型ではなく、
自分の判断で需要のあるエリアに移動できる自由さと効率性も魅力。
さらに、多様なお客様との出会いがあり、
毎日に新鮮な刺激があるのも大きなやりがいです。
・心に余裕が持てる
GO PREMIUMのお客様は、落ち着いた方が多く、
これまでトラブルやクレームもほとんど経験していません。
すべてオンライン決済なので料金対応のストレスもありませんし、
「急いで!」と急かされることもほぼありません。
そういう環境だからこそ、運転にも気持ちにも余裕を持って取り組めます。
・都心に詳しくなれる
GO PREMIUMの営業エリアは基本的に都内中心です。
港区、中央区、渋谷区、新宿区あたりが主な稼働エリアで、
郊外に行くことは空港などを除いてあまりありません。
自然と都心の道路や施設に詳しくなっていくのがこの仕事の特徴です。
地理に不安がある人でも、日々の乗務の中で効率的に覚えていけるのは、
大きなメリットだと思います。
・乗り心地がいい
アルファードはとにかく乗り心地が良くて、
運転している側にとっても快適な環境です。
長時間の運転でも腰が痛くなりにくいですし、
座席もふかふかで、身体への負担が少ないのはありがたいです。
お客様だけではなく、自分自身も“いい空間で働いてるな”と感じられるのは、
この仕事のやりがいにもつながっています。
●GO PREMIUM専属ドライバーのデメリット
・顧客件数は通常より少なくなる
GO PREMIUMは、接遇サービスを重視するサービスです。
そのため、1日の対応件数は通常のタクシーより少なめです。
その分高単価なお客様が多く、売上自体は安定しやすいですが、
とにかく数をこなしてガツガツ稼ぎたいという方には、
通常のタクシーのほうが向いているかもしれません。
「効率」よりも「質」に重きを置いた働き方になります。
・一定のサービス水準を求められる
GO PREMIUMのサービスには、常に高い接遇レベルが求められます。
お客様の多くはサービスに対して寛容で、
感謝してくださる方も多いですが、一部の富裕層や経営者の中には
“高品質なのは当たり前”という意識の方もいます。
接待目的で利用されることもあり、そういったお客様に
満足していただくためには、質の高い所作や立ち居振る舞い、
車両の清潔感などすべてにおいて、
プロフェッショナルな技術が必要となります。
【三和交通でGO PREMIUM専属ドライバーを目指そう】
最後に、GO PREMIUM専属ドライバーを目指してみたい
と考えている方に向けて、松原さんにメッセージをお聞きしました。
●GO PREMIUMに向いているのはこんな人
(松原さん)
GO PREMIUMのドライバーに向いているのは、
「人のために何かしたい」と思える人だと思います。
運転技術はもちろん必要ですが、それ以上に求められるのは
「気配り」や「心配り」です。お客様が何を求めているか、
“察する力”がすごく大事になります。
また、「接遇を大切にできる人」も向いています。
特に三和交通は、接遇に対してものすごく意識が高い会社ですし、
教育体制も整っているので、
未経験の方でも丁寧に教えてもらえる環境があります。
私も最初は不安でしたが、先輩たちが親身に教えてくれて、
今では自信を持って乗務ができています。
丁寧なサービスをしたい人には、本当にピッタリな環境だと思います。
●GO PREMIUM専属ドライバーを目指す方へメッセージ
(松原さん)
タクシードライバーと一言で言っても、
いろんなスタイルがあると思います。
私自身、トラックの運転手や
役員の専属ドライバーなども経験してきましたが、
GO PREMIUMの働き方が一番自分に合っていると感じています。
丁寧なサービスを通じて、お客様に喜んでもらえることが
何よりのやりがいです。
この仕事の魅力は、ただ運転するだけではなくて、
「人に満足してもらうこと」に本気で向き合えることです。
接遇にこだわる会社だからこそ、自分自身も成長できるし、
誇りを持って働くことができます。
これからも、ホテルマンのような一流の接客ができるドライバーを
目指していきながら、誰かの一日を、ちょっと良くできるような、
そんな存在になれたら嬉しいですね。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。
移動時間を「快適な空間」に変えるGO PREMIUM。
その裏側には、車両の整備や接遇にこだわり抜くドライバーの姿がありました。
松原さんの言葉からは、ただ人を運ぶのではなく、
「人に満足してもらう」ことを本気で追求する誇りが感じられます。
あなたも、そんなプロフェッショナルな道を三和交通で目指してみませんか?
もしこの記事を読んで「タクシードライバーとして働いてみたい」
「GO PREMIUM専属ドライバーを目指してみたい」と
少しでも興味を持った方がいらっしゃいましたら、
お気軽に三和交通までお問い合わせください。
正式なエントリーも絶賛受付中です!!
下記よりぜひご応募お待ちしております!