三和交通 タクシー学園

業界のこと

女性タクシードライバーの本音を大公開! ワークライフバランス・収入・安全性を徹底解説

「最近、女性タクシードライバーをよく見かけるなぁ」
そう思ったことはありませんか?
「自由な働き方ができて、子育てと両立しやすい」という声がある一方、
「体力的に大変そう」「女性ひとりで安全なの?」
といった不安の声もあるようです。
実際のところ、女性にとってタクシードライバーという仕事は、
どのようなものなのでしょうか。
そのリアルは、なかなか見えにくいのが実情です。

そこで今回は、現役女性ドライバー2名のリアルな声をもとに、
働き方・収入・安全性といった“気になるポイント”を徹底解剖。
「女性がタクシーを選ぶ理由」と、
その先にある“新しい働き方”のヒントをお届けします。

CONTENTS

こんな方にオススメ!

  • 女性タクシードライバーを目指している人
  • タクシー業界で女性が活躍できる環境があるか知りたい人
  • 女性ドライバーのリアルが知りたい人

【プレゼンター】

●白石さん

・年齢:50代(取材時) タクシードライバー歴約3年
・経歴:料理教室の講師として約13年間勤務。
※白石さんの記事はこちら↓

現役女性ドライバーにインタビュー。 「女性×タクシー」のリアルとは。

●伊良皆さん

・年齢:30代 タクシードライバー歴 約2年(取材時)
・経歴:沖縄県出身。百貨店で美容部員として勤務。
※伊良皆さんの記事はこちら↓

“運転好き”を仕事にしたら、東京がもっと好きになった。 沖縄出身・30代女性ドライバーが見つけた“自分らしい働き方”

 

1.  女性タクシードライバーが急増!?女性ドライバーの現状

1-1.全国の女性ドライバーが約30年で3倍に!

かつて「タクシーは男性の仕事」というイメージが根強かった時代。
実際、32年前の1991年(平成3年)時点で、
全国の女性タクシードライバーはわずか4,601人しかいませんでした。
それが2025年(令和7年)には13,078人と、約3倍に増加(※1)。
時代の流れとともに、女性がタクシー業界で働くことは
ごく自然な選択肢になりつつあります。
子育てと両立しやすい柔軟な働き方や、人とのふれあいを大切にする接客の喜びが、
多くの女性に支持されている理由のひとつとなっています。

(※1)出典:全国ハイヤー・タクシー連合会調べ 隔年調査(各年3月末現在)

\現役女性ドライバーの本音/
(伊良皆さん)
実際に働いていても、“女性ドライバーが増えたな”って実感しています。
三和交通の各営業所にも女性の仲間が何人もいて、
今は“女性がタクシーを運転する”のが当たり前の時代になったんだなと感じます。

1-2.なぜ今、女性にタクシーが選ばれるのか?

近年、社会全体で「働き方の多様化」が進む中で、
タクシーという仕事へのイメージも大きく変わってきました。
かつては“3K(きつい・危険・給与が安い)”と言われることもあった業界ですが、
今では「自分のライフスタイルに合わせて働ける自由度の高い仕事」として、
女性や若い世代にも確実に広がりを見せています。

とくに結婚・出産・子育てなど、人生の転機を迎えることが多い女性にとって、
柔軟に働けるタクシーのワークスタイルは、まさに時代にフィットした選択肢。
「会社に合わせる」のではなく、「自分に合った働き方を選ぶ」価値観が広がる今、
タクシーという仕事が再評価されはじめているのです。

\女性ドライバーの本音/
(白石さん)
実は、私がタクシードライバーになろうと思ったきっかけは、
ある日、街中で女性ドライバーを見かけたこと。
その姿がすごくカッコよくて、「あ、女性でもタクシーってできるんだ!」って驚き、
「私もやってみたい」って思ったんです。

 

2女性ドライバーが感じる5つのメリット

2-1.①子育てとの両立がしやすい勤務体系

「子どもがいるから働くのが難しい」と感じている方にこそ、
知ってほしいのがタクシードライバーという選択肢。
たとえば三和交通では、出勤・退勤の時間を柔軟に調整できるため、
保育園への送り迎えや夕食準備など、家庭の事情に合わせた働き方が可能です。

日勤・夜勤・隔日勤務といった多様なシフトから、
自分の生活スタイルに合った勤務形態を選べるのも大きな魅力。
産休・育休から職場復帰している女性ドライバーも多数在籍しており、
子育て中でもキャリアを途切れさせることなく働ける環境が整っています。

\女性ドライバーの本音/
(白石さん)
営業所内には、まさに今子育て中の女性ドライバーもいて、
「今日は早めに帰って夕飯づくり」みたいな働き方が当たり前になっています。
子どもが急に熱を出しても、シフトの変更は難しくないため、
100%子ども優先で働ける。
会社も嫌な顔どころか、最大限応援してくれるので、
安心して続けられるんですよね。

2-2.②人間関係のストレスが少ない

職場の人間関係に悩んで転職を考える方は少なくありません。
そんな方にとって、タクシーの仕事は
「人と接するけど、職場の人とベタベタしすぎない」ちょうど良い距離感の働き方。
基本的には1人で車を運転し、お客様と向き合うスタイルなので、
煩わしい上下関係や派閥などとは無縁の環境です。

また、三和交通では乗務後のミーティングやノルマのようなものもなく、
仕事に集中できるのも大きな魅力。
もちろん、営業所に戻れば相談に乗ってくれる仲間や先輩もいて、
必要なときには支えてもらえる関係性が築かれています。
過度なコミュニケーションに疲れてしまった方にこそ、ぴったりの仕事かもしれません。

\女性ドライバーの本音/
(伊良皆さん)
入社したとき、ちょうど同じタイミングで入った同期が10人くらいいて、
一緒に研修を受けながら仲良くなれたんです。
今でも困ったことがあればLINEで相談したり、励まし合ったり。
ひとりの仕事だけど、ちゃんと仲間がいるっていう安心感があります。

2-3.③未経験でも正社員として安定収入

「経験がないから不安」「資格やスキルがないと難しそう」
と感じている方にも、タクシー業界は門戸が開かれています。
とくに三和交通では、未経験者が安心してスタートできるよう
「給与保障制度」を導入。
これは、売上に関係なく一定額の給与を保障する仕組みで、
三和交通では最大40万円(最長12ヶ月間)の保障が受けられます。

地理や接客に慣れるまでは売上を気にせず、
落ち着いてスキルを磨けるのが大きなポイント。
安定した収入を得ながら一歩ずつ成長できるため、
未経験からでも安心してスタートできる環境が整っています。

\女性ドライバーの本音/
(伊良皆さん)
東京に来て一番変わったのは、やっぱり収入面ですね。
沖縄で働いていた頃と比べると、今は年収が2~3倍にアップしました。
頑張った分だけきちんと返ってくる実感があるから、やりがいも大きいです。

2-4.④年齢に関係なく長く働ける環境

体力的な負担が少なく、自分のペースで働けるタクシー業界は、
年齢を重ねても長く続けられる職業として注目されています。
三和交通でも、20代〜60代以上まで幅広い世代が在籍しており、
それぞれのライフステージに合わせて無理のない働き方を選択しています。

とくに女性の場合、「子育てが落ち着いたから新たに働きたい」
「自分の時間を大切にしながら、しっかり収入も得たい」
といった動機で入社する方も多く、
年齢や経験に関係なくチャレンジできる環境が整っています。
人間関係もフラットで、世代を超えたつながりや刺激を感じられるのも、
この仕事ならではの魅力です。

\女性ドライバーの本音/
(白石さん)
今ハマっているのが、営業所の仲間たちとやってるバンド活動!
私はキーボード担当なんですが、メンバーは20代から70代まで本当にバラバラ。
でも音楽を通じて一体感が生まれて、いつも笑いっぱなしです。
世代を超えてつながれる職場って、すごく温かいなって思います。

2-5.⑤お客様から感謝される接客の喜び

タクシーの仕事は単なる“移動手段の提供”にとどまりません。
日々さまざまなお客様と出会い、「ありがとう」
感謝される機会の多い仕事でもあります。
特に女性ドライバーならではの安心感や気配りは、
お客様から高く評価されることも。

最近では、お子様の塾の送り迎えを女性ドライバーに依頼したり、
妊婦さんの通院に「陣痛タクシー」を利用するケースも増えており、
女性ならではの感性が活かされる場面が増加中。
単なる“運転業務”ではなく、誰かの安心や信頼につながる仕事だからこそ、
やりがいを感じやすい職業だといえるでしょう。

\女性ドライバーの本音/
(伊良皆さん)
走り始めて驚いたのが、「女性でよかった」と言ってくださるお客様の多さです。
深夜の時間帯に、女性のお客様から「安心しました」って言われたときは、
本当にうれしかったですね。
今後もっと、女性だからこそ求められる場面が増えていくと感じています。

 

3女性が気になる4つの不安を解消

3-1.安全性の不安

タクシー業界で働く上で、特に女性が不安に感じやすいのが“夜間の安全性”
とくに繁華街や深夜帯では、女性ドライバーに対して
心ない言葉をかけられるケースもゼロではありません。
そうした不安に対応するため、
各タクシー会社では独自の対策や設備を導入していることがほとんどです。

たとえば三和交通では、防犯ブザーを女性ドライバー専用で全員に支給。
万が一のときはすぐに大音量を鳴らして周囲に知らせることが可能です。
また、全車両に運転席と助手席・後部座席を仕切る
L字型の防犯衛生シールドが設置されており、物理的に乗客との距離を確保しています。
さらに、車内には緊急通報スイッチが備え付けられており、
トラブル時にはすぐに無線センターと音声がつながり、
リアルタイムでサポートを受けられるようになっています。

\女性ドライバーの本音/
(白石さん)
防犯ブザーや緊急ボタン、仕切りのシールドがあって、
物理的にも守られている感じがします。
何より「嫌なことがあったら、すぐ言ってね」と会社が本気で守ってくれる体制なので、
いつも安心してハンドルを握れています。

3-2.体力面の不安

「運転って大変そう」「長時間で体力がもたないかも…」という声は、
女性の応募者からもよく聞かれます。
でも実際のタクシー業務は、力仕事や立ちっぱなしの作業はほとんどなく、
体への負担は意外と少なめ。休憩も自分のタイミングでしっかり取れるため、
無理なく続けやすい仕事なんです。

さらに三和交通では、隔日勤務・日勤・夜勤などから
自分に合った働き方を選ぶことが可能。
なかでも人気なのが「隔日勤務」
出勤日の翌日は“明け番”として必ずお休みになるため、
まとまった自由時間を確保しやすいのが特徴です。
公休や有給と組み合わせれば、1週間ほどの長期休暇を取ることもでき、
オンとオフのメリハリを大切にしたい方にぴったりのスタイルです。

\女性ドライバーの本音/
(伊良皆さん)
隔日勤務のおかげで、自分の時間をしっかり確保できるのがうれしいです。
私はオフシーズンに沖縄へ帰省することが多くて、飛行機代も安く済むし、
家族とゆっくり過ごせるのがありがたいですね。
働く日と休む日のバランスがとれていて、無理なく続けられています。

3-3.職場環境の不安

タクシー業界はかつて“職人気質”や“無口で厳格なベテランばかり”
といった雰囲気が強かった時代もありましたが、
最近では、企業ごとに職場環境の整備が進み、
業界全体の雰囲気も大きく様変わりしました。

とくに三和交通では、女性ドライバーが安心して働ける環境づくりに注力しており、
各営業所には女性専用の更衣室を新設・改装。
また、セクハラ相談窓口は男女両方の職員を配置し、
どんなことでも相談しやすい体制が整えられています。
LINEで気軽にやりとりするなど、ドライバー同士の横のつながりも活発で、
「昔ながらの業界」という印象は良い意味で裏切られるはずです。

\女性ドライバーの本音/
(白石さん)
正直、最初はちょっと怖い人が多いのかなって思っていました(笑)。
でも実際は、全然そんなことなくて。営業所も明るいし、
みんな優しくて気さくな方ばかり。
女性が安心して働けるように、環境がしっかり整っているんですよね。
今では“人の温かさ”をすごく感じられる職場だなって思っています。

3-4.④収入面の不安

「未経験から始めて、生活できるくらい稼げるの?」という不安は、
タクシー業界を目指す多くの方が抱く疑問です。
しかし、実は全国的に見てもタクシードライバーの平均年収は決して低くありません。

全国ハイヤー・タクシー連合会が公表した
「令和5年タクシー運転者の賃金・労働時間の現況」によると、
女性タクシードライバーの平均年収は約400万円、月収換算で約33万円
これは一般的な事務職などと比較しても、十分に安定した収入といえます。

\女性ドライバーの本音/
(伊良皆さん)
三和交通って、本当に“稼げる環境”が整っていると思います。
私は入社1年目のときに、年収で655万円を達成した先輩がいて、
すごく刺激になりました。
未経験でも1年目から平均で425万円くらい稼げているって聞いて、
努力がちゃんと反映される仕組みがあるんだなって。
今は「自分ももっと頑張ろう」って、いい意味でやる気をもらっています!

 

【まとめ】

ここまで、女性タクシードライバーの「働き方・収入・安全性」などについて、
実例や制度、現役ドライバーの本音を交えながらご紹介してきました。
かつて“男性の仕事”というイメージが強かったタクシー業界も、
今では女性の活躍が当たり前の時代になっています。

三和交通では、産休・育休後の復帰支援や女性専用設備の整備、
防犯体制の強化など、女性が安心して活躍できる環境づくりに
本気で取り組んでいます。
子育て中のママからセカンドキャリアを目指す方まで、
多様な女性が自分のペースで働き、
人生を豊かにしているのが三和交通の現場です。
「タクシーの仕事、意外と合うかも」「自分らしく働ける場所を探している」
そんな方は、ぜひ三和交通までお問い合わせください。

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